アトリエ ヒュッゲのインテリアコーディネーター長田沙矢香です。
インテリアを構成する要素で最も重要とされるものの一つが「ウィンドウトリートメント」。いわゆる「カーテン」ですね。カーテンって、カーテンレールに吊るす生地のことですが、他にもブラインドだったりシェードだったり、様々な種類があります!カーテンの役割って、単なる目隠しだけじゃなくて、光の調節や遮熱、断熱効果、そしてインテリアの印象を担うという重大な役割があるのはみなさんご存知ですね?
最近カーテンもわりとシンプル思考!モノトーンが圧倒的に多いし、無難になりがち。確かに飽きないかもしれないけど、インテリアは単調になりますよね。
こちらは岡山に転勤を期に選んだ、一人暮らしのカーテン。アスワンの「フィン・レイソン」というブランドのもの。北欧好きなのと、一人の部屋でも気分が明るくなるようにと、ピンクは女性ホルモンの分泌を促すので、女子力アップの為に♪と選びました。新築を建てた今もリビングに顕在。一見飽きるかな?と思いますが、このカーテンを見ると岡山にきた時の気持ちも思い出せるので、なかなか手放せません。
反対に言えば、とりあえず的にまだ使っています。カーテンを変えるきっかけを逃してしまった、とも言えましょう・・。やっぱり新築時や引越し、リフォームの時は、気持ちが心機一転したくて高ぶっているチャンスなのでしょう。その時にチェンジしないと、なぁなぁになってしまうんですね・・・^^;
たぶん数えたらどうだろ・・・何百件、新築カーテンの打ち合わせ、販売していますね。ハタチからだもん。写真なくてもいろいろしました。大事にしていることは、床や壁の色との調和もですが、一番は使い勝手かな。家族の年齢や、小さなお子様、ペット、お年を召した方でも操作がしやすいように。毎日のことだから、その人に合った実用性は大事。それがあってから、お客様のイメージカラーやオリジナリティが出せるように色付けしていく感じ。あと、色彩による心理効果も考えます。LDKなら明るくて元気が出る色だったり、寝室なら鎮静効果のある色。まわりの家具を引き立てる色とか。
カーテン屋さんで自力で選ぶのもいいけれど、家族構成、ライフスタイルを知った上で理想を丁寧にヒアリングして、漠然としていてもイメージを湧くようにお伝えして。床や壁やドアの色、キッチンの色も把握した上でプロにコーディネートしてもらうって、間違いないと思いませんか?学生の短期的な一人暮らしではなく、これから先何十年と付き合っていくんです。選ぶ過程も楽しんでいただけるように、心がけたいです^^