ブログへの訪問ありがとうございます。岡山のインテリアコーディネーター atelier hygge(アトリエヒュッゲ)です。
hygge(ヒュッゲ)とは、デンマーク語で「幸せな時間」「心地良い空間」を意味します。
さて。ステイホームもまだまだ続きそうです。いい加減飽きてきたな、とも思うけれど、反対におうちでの過ごし方が少しだけ上手になった気がするのわたしだけでしょうか?
庭の手入れをしたり、整理収納を見直したり、季節ごとにちょっとした模様替えを楽しみながら過ごしております♪
さて。突然ですが、あなたはミニマリストですか?または、ミニマリストに憧れますか?
「持たない」暮らし。お部屋もスッキリ片付くし、モノが少ないとその分お掃除やお手入れも楽!モノに執着しないのがとても気持ち良い!そんな暮らしに憧れて、断捨離をたくさんされたお客様から、こんなご相談をいただきました。
「ミニマリストに憧れていたけれど、断捨離しても居心地がよくなりません。」
居心地が悪いのはモノが多いからだと思い、断捨離したんですよね。
モノを捨てるのって、けっこう労力と精神力が必要です。時間もかかるし、「もったいないな〜」なんて思いながら捨てていると、けっこう精神的にも疲れてきます。さぞ頑張られたと思います。
そのお部屋に伺うと、あるのはテーブル、椅子、そしてカラーボックスがたくさん。
一戸建てのお家なのに、その時感じたのは「スッキリしすぎて、仮住まいのような頼りない空間」という印象でした。
片付いていて、無駄がない、一番ミニマムなお部屋。ですが、人ではなく、モノのための空間、という感じ。くつろぐためのソファやカーペットなども断捨離されてしまったんですね。なので、人がどこでリラックスしたら良いかわからない感じ。
一方、カラーボックスには整理収納された、必要最低限のモノが、きちんとラベリングされておさまっていました。
わたしはミニマリストに対して否定はしないです。ただ、断捨離は正しく行わないと、必要なものまで減らしてしまうことになってしまいます。
必要最低限しか持たないのは、ストレスにはならないけれど、居心地の良さを求めるのであれば、まず自分のリラックスできることを一度点検してみる必要があると思います。
モノのためにミニマリストになるのではなく、「自分軸」を明白にすることによって、「自分の好きな空間」「居心地の良い空間」だけ持っているミニマリストというのが理想的だと思います。
断捨離をする前にまず内なる自分を点検し、モノを増やさない努力をする。
→最近では、100円ショップやネット販売などで、手軽に買い物ができます。100円だと思ってついついあれもこれも試そうとすると、すぐにモノは増えます。わたしは、100円ショップではなるべく消耗品だけ購入するようにしています。
1個買ったら1個捨てるを徹底する。
→これは一人暮らしの時から徹底しています。例えばお鍋やフライパンなど。同じ用途のものは、ボロボロになるまで使ってから買い替えます。
自分に必要な数を決める。
→これもお鍋、フライパンの例ですが、使い勝手の良いものは、片手鍋1、両手鍋が大小1つずつ、フライパンが浅めと深め1個ずつ、など、数を決める事です。そうすれば、新しく買い足す時に衝動買いを防ぐこともできます。
以上が、物理的にできる、モノを増やさないコツです。では、モノの為のミニマリストから脱却するには?
◎まずは部屋の視界をクリアにする
→あなたの部屋に入って、一番最初に見える景色は何ですか?壁一体のテレビボード?食器棚?それとも観葉植物や日差しを浴びるカーテン?何が第一印象になるかは、部屋の写真を撮ってみると、客観的に見えますよ。そうすれば、フォーカルポイントが分かるはず。
◎モノに執着するのをやめる
→断捨離も、捨てられないと悩むのも、「モノ」を中心にインテリアを考えているから。モノではなく、「自分がどんな空間を求めているか」にフォーカスしてみては?
◎自分のときめく物を洗い出しする
→あなたが好きな色は何色ですか?手触りは、どんなものが落ち着きますか?キラキラしたものは好きですか?
そこにヒントがあります。インスタなどで探すのも早いけれど、感性を引っ張られるので、まずは手帳に書き出してみては?
こうして、モノからのハード面と、自分を見つめるソフト面から、心地よいインテリアは完成すると思っています。
そのヒントになるように、セミナーを企画しました!
『自分の「好き」を知るインテリアレッスン。』ご興味のある方はぜひ!お申し込みください♪
ただ、コロナの状況によってはどうするか決めかねています。ですが、オンラインや、延期してもぜひ行いたいと思っていますので、メルマガやLINEでフォローして頂けると嬉しいです。
インテリアブログランキングに参加しています。クリックしてくださると励みになります。
にほんブログ村