ブログへの訪問ありがとうございます。岡山・倉敷のインテリアコーディネーター atelier hygge(アトリエヒュッゲ)です。
先日、赤磐市にお住まいのM様より、ご自宅のカーテンを新調したいので、
コーディネートしてほしい、というご依頼をいただきました。
カーテンを買い替える時、カーテン専門店やショールームにふらっと行ってみるのも一つですが、
インテリアコーディネーターにお願いする、という手段もあるんです。
M様はお家に住まわれているので、そういうケースの場合は、まずご自宅にお伺いするようにしています。
いきなりショールームに一緒に行くのではなく、ありのままのお住まいを見せて頂くことで、
お部屋の床やドアの色味、インテリアのお好みや暮らし方が分かります。
その方が、カーテン一つにしても、今現状はこういう生地で、雰囲気は気に入っているけれど
もう少し明るい色が良い、とか、インテリア全体をこうしたいけれど
どのカーテンを選べばいいか分からない、という悩みが、ダイレクトにわかるのです。
もちろん、採寸のためにいくという目的もありますが。
それをしないでいきなりカーテンを見に行っても、ベストな選択はきっと難しいと思うのです。
さて。M様のご自宅のカーテンは、この様になりました。
まず、beforeはこちら。
きれいなイエローグリーンのカーテンをお使いでしたが、シェードが故障してしまい、買い替えることに。
丁寧にお使いでしたが、実はご新築の時、なんど20年前にご購入されたものだそうです。
とても丁寧に扱われている様子なので、そんなに前のものだと思いませんでした。
そしてAfterがこちらです。
ご夫婦が選ばれたのは、大胆なリーフ柄の生地。
ナチュラルな雰囲気のお部屋にアクセントになります。
そのままでも素敵でしたが、ご提案で、「パッチワークスタイル」にすることに。
カーテンはトップに、シェードは両再度に、別の無地グリーンの生地を縫い合わせるスタイルです。
リーフ柄はブルーやイエロー、グリーンなど色々な色が入っていますが、若干ブルーの割合が多いため、
M様が思われているより、若干くすんだ印象になるのでは、と思い、
差し色でグリーンを入れる提案をしました。
それがとてもかわいく仕上がり、特に夜カーテンを閉めた時のリビングが明るくなった!と、
とても喜んで頂けました(^^)♪
細かいけれど、タッセルにも縁取りでグリーンのトリムを。
カーテンってドレープ、レースそれぞれの生地を選んで、1.5倍ヒダか2倍ヒダかを選んでいく流れで決める事が多いですが、
こうしてご自宅に伺うことで、もっとこうしたらより素敵になるんじゃないか、というひらめきがあるので、
よりオリジナルな空間にコーディネートすることができます。
こういう小技を効かせるのも好きです。
他、玄関のシェードやお手洗いのロールスクリーン も施工させていただきました。
カーテンを変えただけで、こんなに雰囲気が変わるとは、正直思っていなかった。
と、M様。
とても喜んで頂けて、こちらも本当に嬉しいです。