ブログを読んで頂きありがとうございます。
岡山・倉敷のインテリアコーディネーター atelier hygge(アトリエヒュッゲ)のインテリアコーディネーター かみだいさやかです。
今までのコーディネート事例を見ていて、ふと思うのが、LDKの窓まわりにご提案するウィンドウトリートメントで、けっこうバーチカルブラインドが多いなぁ、ということ。
いわゆる縦型のブラインドです。
ちょっと前までは、病院やオフィスっぽくて嫌煙されがちでしたが、実はメリットも多いバーチカルブラインド。
お家全体のコーディネートをして、カーテンは割と最後の方に決めますが、テイストに合っていて、使い勝手が嫌でなければけっこうおススメしちゃいます☆
わたしが思うバーチカルブラインドの良さは3つありまして…。
①縦ラインが、天井を高く見せ、結果お部屋を広く見せてくれる。
②縦に繰り返すラインが空間に規則正しいリズムを持たせてくれる。
③存在感はあるけれど、悪目立ちせず、他のインテリア要素を引き立ててくれる。
最近のLDKの間取りは窓の幅が大きいです。マンション、戸建を問わず、大開口になっています。
なので、ウィンドウトリートメントを考える際、空間に対してのバランスはとても重要。
①②は空間のメリットをより活かすためのバランス、③はインテリアのテイストについてのバランスです。
大開口の窓にカーテンをつけると、ドレープを開けた時にたまりがゴツくなってしまうけど、バーチカルはあまり全開にすることは無いので気になりません。
逆に、次のケースではあまりおすすめしていません。
・付ける窓と道路が近く、視線が気になる。
→バーチカルブラインドはあまり遮蔽性が無いためおすすめできません。
・エアコンが近く、風で揺れる。
→こちらも、ゆらゆら揺れているのも気になるし、外からの視線も気になります。
ちなみに我が家のケースだと、あまりバーチカルは採用したくなく…。
なぜなら、前面道路で視線が気になる!
犬猫がバーチカルの間から外見てたら、中は絶対丸見えになっちゃうので…。好きだけど、我が家には不向きかな(汗)
小さなお子様やペットを飼われているお宅だと、一概には言えないので、普段の様子を聞いたり、お手入れや故障の可能性についてもしっかりご説明した上でおすすめします。
中庭やバルコニーに面した窓なら、視線はそんなに気にならないですしね♪
さてさて。ここからは納品事例とともに、インテリアテイストの説明を。
こちらはルーバーミックスした事例です。バーチカルブラインドは1枚1枚独立しているので、極端に言えば、全部のスラット(羽)を違う色にしたりもできます!!(←おすすめしたことは無いですが!)
こちらのように色数を決めて繰り返したり、両サイドだけ違う色を入れて差し色にしても。
このようなカラフルな色は、ナチュラルインテリアのアクセントにしたり、北欧テイストのお部屋にもよく似合います♪
続いて、こちらもナチュラルテイスト。
閉じるとこんな感じ。分かりにくですが、ペールブルーで涼しげでかわいらしい色味です。
遮光生地ではないですが、しっかり視線を遮ってくれ、安心感があります。
ナチュラルなインテリアだけど、かわいさは求めていない場合、スッキリシンプルなバーチカルブラインドが似合いますね!
こちらはナチュラルモダンなテイスト。
ウォームグレー色が、ウォールナットのフローリングと相性バツグン!落ち着き感はあるけれど、暗い印象にはなりません。
最後に、モダンテイスト。
床がタイル貼りで、ホテルライクな感じ。
バーチカルが程よくリズムを作って、お部屋の広さを強調していますね。
このように、バーチカルブラインドは色々なインテリアテイストに似合いますし、空間をより広く見せるなど、メリットもたくさん!
新築時はもちろん、リフォームの時にもご検討してみてはいかがでしょうか(^_-)☆