ブログをご覧いただきありがとうございます。
岡山・倉敷のインテリアコーディネーター atelier hygge(アトリエヒュッゲ)です。
これから始まるお引越しシーズンに向けて、インテリア相談でよく質問を頂く、家具の選び方についてブログで発信しています(^^)
今回は、ダイニングチェアやソファなどの座る家具の素材について。
だいたいは、革貼りか、布貼りが選択肢にあがるので、そのメリットとデメリットを書いてみました。
あなたはどちら派ですか??わたしは・・・。ブログの最後に書いてみるので、最後まで読んでいただけると嬉しいです(^^)
革か布か選べる家具って?
革や布を使う部分は、クッション性がある座面が多いです。なので、ダイニングチェアやソファは、好みや使い方によって貼地が選べます。
革か布は、価格面でも、好みでも大きく分かれます。
どちらがいいか分からない、という方は参考にしてみてください。
1:布貼りのメリット
布貼りのメリットは、豊富な生地から選ぶことができるのと、カバーリングタイプならウォッシャブルの生地を選べばお洗濯もできます。
また、カバーリングが汚れたり劣化してきた時は、新しいカバーにすればまた新品同様にリフレッシュすることができます。
2:布貼りのデメリット
1番のデメリットは、水や汚れが染み込みやすい点です。表面だけの汚れなら、洗えばある程度取れますが、
中のクッション材まで染み込んでしまうと、洗うこともなかなかできません。
また、引っ掻いたり長年使っていると摩耗して、生地が破れてくることもあります。
ちなみに我が家は、布のソファを使っており、犬も猫も子どももいます。
ソファの上で粗相してしまうこともあるので、カバーリングで洗えるタイプになっています。
座面にはファスナーがついているので、その隙間にペットシーツをねじ込んでいます。
さらに表面にはイブル素材のカバーをかけています。
撥水スプレーもしていましたが、あまり意味がないと感じたので、上記のような対策となっています。
3:革貼りのメリット
革張りのソファは、とにかく丈夫です。例えば革靴とコンバースのような布のスニーカーなら、どちらが長持ちするかは歴然ですね。
水をこぼしても少々では染み込みません。
高級な革になると、座った時のひんやり感がすぐ和らぎ、夏はさらっとした肌ざわり。これは毛穴があり呼吸しているため、保温効果があるんですね。
表面に多く顔料を施すとその効果は薄まります。牛も生きていた時に虫刺されや傷ができるので、それを隠すために顔料を塗ります。まるでお化粧見たいですよね!
そういった部分を取り除いて作ると、顔料も少なくすみますが、より希少価値が高くなります。
4:革貼りのデメリット
お化粧をするお肌の様な感覚で、革製品はメンテナンスが必要です。
まず専用のクリーナーで汚れを落とし、クリームで保湿します。なのでそのお手入れを怠ってしまうと、乾燥してゴワゴワになって来ます。
お値段は革ソファの方が高くなります。ビニールレザーという合皮もありますが、耐久性や手触りはイマイチなものが多いです。
5:値段に現れる品質
そして、同じ素材を使った商品でもなんでこんなに値段が違うの?という時は・・・
布ソファの場合、貼り込みでカバーが変えれなかったり、変えれるとしてもクッション部だけのこともあります。細かく見ると、生地の伸縮性や縫製でも変わりますので、安さにとらわれず、作りが良いかどうか見極めた方が良いです。
革ソファも、本革にしては安いな、というソファは、体に触れる座面は本革だけど、フレームは合皮の場合もあります。リサイクルレザーの場合もあるので、理想の素材を探しましょう。
さいごに…。
途中で書いちゃいましたが、我が家のソファは布ソファです(^^)
予算的にレザーは厳しかったのと、やはり肌触りの好みが布だったからです。アクタスのストリームライン。細い脚とアームがスタイリッシュでお気に入り♪
ちなみに、北欧インテリアには、革も布も合います♪いずれにせよ、お部屋の主役級アイテムになるので、慎重に選びたいですね!