ブログを見て頂きありがとうございます。
岡山・倉敷のインテリアコーディネーター atelier hygge(アトリエヒュッゲ)です。
先日、インテリアのご相談でとあるお客様のお宅に伺ってきました。
ライフステージが変わるにあたり、お部屋をどうすれば使いやすくなるか、ご相談をいただきました。
そのお客様の暮らし方がとっても素敵で、思わず文章にしたくなりました。
よかったら最後まで読んで頂けるとうれしいです。
今回のご相談は、お子さんの独立にあたり、今後家族が増えて実家に集まる人数が増えるため、テーブルを新調することになりそうです。
使っていらっしゃる家具はどれもセンスがよく、北欧のメーカーや、飛騨の家具で、新居を建てられた時から大切に使われているのが一目で分かります。
わたしのまさに理想の使い方だったのですが、その理由を3つあげてみました。
上質な家具を選ぶメリット3つ
1:環境にやさしくサスティナブル
10年以上経てば、毎日座る椅子やソファの座面はへたってきます。それを修理に出したり、カバーを張り替えることでまた何年も使うことができます。
これが流行りだけの安いメーカーなら、家具もすぐ廃盤になってしまいます。廃盤になればソファの生地の型紙なども捨ててしまうので再度作れません。
そもそも海外(主にアジア)で作っているので、修理も容易ではありません。
2:アフターフォロー体制がある
カリモク家具や飛騨産業などの歴史のある有名家具メーカーは、昔作っていて廃盤になったものもデータとして取ってあります。
なので、受注生産にはなりますが、へたった椅子の座面を持ち込めば、新しいウレタンを重鎮してくれたり、ソファカバーを作ってくれたりします。
わたしのお客様でも、20年前のカリモクのソファの座面クッションを交換したり、リビングテーブルの表面の傷を磨いて修理し、またきれいに使っていただけるようになりました。
3:結果コスパが良い
大きな家具を廃棄するということは処分費用もかかります。安価だからといって品質の悪い家具を買ってもまた壊れるかもしれません。
新たな家具を購入するよりは安く抑えることができると思います。
それに、家具を買い替えるたびに悩んだり、選んだりする労力や時間もかかります。
結果、コスパは良いと思います。
とは言え、修理して使っていると座面は新しくなっても、どうしても直らない木部の傷や、経年変化で色が変わることもあります。
日本はそれをなかなか良しとしませんが、家具の国北欧からすれば、それがビンテージであり、味があるわけです。
家具は人の相棒。家族で食卓を囲んだり、ソファに座ってボードゲームを楽しんだり、ヒュッゲな時間を過ごした思い出があると大切に使うし、愛着がわくものです。
その愛着の部分にわたしはどうしようもなくキュンとしてしまうのです。
どれもお気に入りで大切なものに囲まれた暮らし。身近だけど簡単に選んでしまいがちな家具ですが、そういった将来を見据えて、愛着のわく一品を選んではどうでしょうか?
アトリエヒュッゲも、インテリア相談メニュー(リアル・オンライン)などでコーディネートのお手伝いを行っています。
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