マンションのインテリア相談

ブログをご覧いただきありがとうございます。岡山・倉敷のインテリアコーディネーター atelier hygge(アトリエヒュッゲ)です。

前回の記事で、マンションのインテリアに自由度がない理由を書きました。

自由度がないと、どの住戸も似たり寄ったりの内装になってしまいますよね。

日々の暮らしの中で、わたしたちは何かしらの“インテリア”を目にしています。視覚が与える印象や心理効果は、わたしたちの価値観やストレスに大きな影響を与えます。

その価値観も人それぞれなので、やはり自分に合った、きちんと個性のあるインテリア空間が必要なのです。

マンションインテリアのポイント

1:適正な物の量と家具の工夫

マンションは間取りが限られているので、収納スペースも少ないです。廊下部分やリビングに少しクローゼットがあったり、洗面所にもリネン個や洗濯機上の吊戸が備え付けられていたりします。

そのため、ふだんから物が増えないように気をつけることが大切です。

また、備え付けのクローゼットだけで完結しようとせず。リビングにサイドボードを置いたり、寝室にチェストを置いたり、置家具での工夫も有効です。

ここでのポイントは、最初から大きめの家具にすることです。

「収納料が足りないな、カラーボックスでも買おう。」と思っていると、

そのカラーボックスが何個も増えてしまい、バラバラして生活感が溢れかえってしまいます。

サイドボードは佇まいの美しいものが多いですし、収納としての役割も持ちつつ、空間にアクセントを加えることができます。

上にはインテリア小物を飾ることができますし、工夫次第ではよく使うものも「見せる収納」でおしゃれに飾ることができますよ。

2:日当たりとカーテン

規模の大きなマンションでは、日当たりもそれぞれの部屋で変わってきます。すべての住戸が南向き、というのは計画上難しい場合もあるのです。

日当たりで気をつけたいのが、カーテンです。南や西向きで、バルコニーが浅いとたくさん日差しが入り、部屋の温度が上がってしまいます。

そこで取り入れたいのが遮熱レースです。遮熱レースは、その名の通り熱を遮ってくれるため、きつい日差しも和らげてくれます。

プラス窓ガラスに遮熱フィルムも貼ればより効果的ですね。

ですが、生地が厚手で外の景色が良いのに見えづらくなってしまうデメリットもあります。

眺望を優先するのか、機能性を優先するのかは、大切なポイントになりますね。

また、マンションの窓は横に大きな開口であることが多いです。そうなると、両開きのカーテンで厚手の生地にすると、束ねたときもボリュームが出てしまいます。

1.5倍ヒダにしたり、薄手の生地を選ぶとバランスよく仕上がります。

また、防炎の生地から選ぶことが、消防法上義務付けられているので、そちらも忘れずに。

3:インテリアテイストを決めたらブレない

マンションという限られた空間で、さまざまなインテリアのテイストがミックスされると、とてもごちゃついた印象になってしまいます。

自分たちはどんなものが好みか把握して、インテリアテイストをある程度絞りましょう。

その中で譲れないポイントも決めておきます。例えば、部屋の印象が暗くなるのは嫌、とか、アクセントカラーはグリーンを使いたい、など。

そうすると、色合わせの時に自動的に選択がしやすくなります。

また、お引越しをしてインテリア用品を買い足す時も、迷いがなくなりますよ。

いかがでしたか?

アトリエヒュッゲでは、このほかにもたくさんのマンションインテリアのアイディアがあります。

それはお客様のライフスタイルや、イメージ、お好みのインテリアに合わせて、頭の中の引き出しからチョイスし、組み合わせる。そんな雰囲気です。

マンションの内覧ができる日程が事前に分かれば、その前の段階から打ち合わせをして、内覧の日にはカーテンの採寸をしたり、家具の大きさを現地で確認するだけにしておけばスムーズです。

ZOOMでのインテリア相談も承っています。

詳しくは下記よりお気軽にお問い合わせくださいませ。


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