「幸せってなんだろう?」
そんな問いを持ちながら、京都でフィンランドのウェルビーイングについて学んできました。
目的は、ずっと気になっていた「エラマの学校」。
フィンランド語で「エラマ」とは「人生」を意味するそうです。

世界幸福度ランキングで常に上位にいるフィンランド。
その背景には、日本とは少し違う“幸せの考え方”がありました。
今回は、その学びをインテリアや暮らしにどうつなげるか、という視点でお話しします。
1.フィンランドが幸福度ランキング上位の理由
フィンランドは、世界幸福度ランキングで何年も1位を取り続けている国。
その理由は「豊かさ」だけではなく、
“日々の満たされ方”が上手な国だからだと感じました。
まず、仕事の時間。朝8:00〜16:00までと法律で決まっていて、
残業は1.5倍、休日出勤は2倍のお給料を支払わなければいけません。
また、午前と午後に1回ずつ、コーヒー休憩をとること。これも法律です。
仕事を終えて「マイ・タイム」という、自分を満たす時間をしっかり確保し、
万全の状態で仕事をすることで、生産性を高める、という考え方なのです。

2.ハピネスとウェルビーイングの違い
日本で使われている「ハピネス」と「ウェルビーイング」という言葉。
どちらも「幸せ」と訳される言葉ですが、以下の様な違いがあります。
ハピネス
・・・短絡的な幸せ。「今日、天気が良くてラッキー」や、「テストの結果が良くて嬉しい」
など、個人的な高揚感や一時的な喜び
ウェルビーイング
・・・肉体的、精神的、社会的に全てが満たされている状態。
個人だけでなく、周囲の人々、やがては社会全体が良い状態であるとこ。
ちなみにフィンランドで「Are you happiness?」と尋ねると、
利己的やわがままな、嫌味っぽく取られてしまうこともあるそうです。
「地に足がついた、毎日を穏やかに過ごせる状態の幸せ」を意味する
ウェルビーイングという言葉が使われます。
3.民族によって違う「幸せの定義」
講座で印象的だったのは、
狩猟民族と農耕民族では、幸せの感じ方が違うという話。
・狩猟民族 → 競争や地位を築くことで幸せを感じる。
・農耕民族 → 周囲やチームと協力することで幸せを感じる。
そんな違いがあるそうです。
確かに、たとえば
パン文化とお米文化の違いみたいだな、と思いました。
4.日本人の幸せは「禅」からきている
そして、日本人独特の幸せは、
禅の考え方からも来ている、とも言われていました。
・足るを知る
・静けさの中にある豊かさ
・調和
たしかに、しっくりくる考え方でした。必ずしも“もの”をたくさん所有しているほど
幸せ、とは限らないですよね。
5.フィンランドはボトムアップ社会
もう一つ印象的だったのが、
フィンランドはトップダウンではなく
ボトムアップの社会であること。
まずは自分を満たす。
その結果として、社会全体がよくなる。
だからこそ、幸福度が高いんだなと納得しました。

6.ヒュッゲな暮らしとインテリアの関係
実はこの考え方、
私が大切にしている「ヒュッゲ」と共通しています。
お家を整えることは、
自分や家族の心を満たすこと。
・安心できる空間
・ほっとできる時間
・自分らしくいられる場所
それが積み重なることで、
日々の幸福度は確実に変わっていきます。

まとめ
せっかく家を建てるなら。
リフォームをするなら。
“空間”だけでなく、
そこで過ごす時間の質までコーディネートすること
それが、本当の意味でのインテリアだと思っています。
そのために必要なのが、
「自分との対話」。
私も、そのお手伝いができたら嬉しいです。
さて、次のブログでは、お昼休みに散策した、京都のインテリアショップや
街並みについて書きたいと思います。
- インテリアに迷ったときは
「このままでいいのかな?」と感じたときが、整えるチャンス!
家づくりやインテリアは、
正解を探すものではなく、
自分との対話から見つけていくもの。
一人で悩まず、
一度言葉にしてみませんか?
オンライン・単発相談も可能です。